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山添博之さん宅訪問記 ~ASD、生きづらさ、海外との交流~

みなさま改めまして!
凸凹といろ。スタッフを務めております延岡佑里子です。
ASD当事者です。
現在は障害者雇用でIT企業に勤務しながら、行政書士、ライターを務めています。

今回の記事は、「山添博之さん宅訪問記」と題したスタッフブログです。
以前も『凸凹といろ。』にインタビュイーとしてご登場いただいた山添さん。
お伺いした際にお聞きしたところによると、2026年3月ごろを目安に一般社団法人の設立を目指されているそうです。
一般社団法人では、日本で生きづらさを抱えている方々が海外交流をすることなどを後押ししたいとのこと。
法人化によって、社会的な信頼を得ることも期待されているとお話しされていました。

山添さんは、海外のゲストをご自宅に泊める「カウチサーフィン」という活動を、すでに1年以上継続されています。英語も堪能です。

2026年1月22日、山添さんのご友人の濱田さん(Neccoカフェをメインに活動されているADHD当事者の方)もいらっしゃるということで、お邪魔してお話を伺ってきました。

濱田さん(kokopelli)とは

音楽家のご家庭に育ち、ご自身もヴァイオリンとピアノを演奏されるADHD当事者の濱田さん。

発達特性(ASD、ADHD)に関する研究を学会でポスター発表されたとのことで、そのフライヤーをいただきました。


精神科医・益田裕介先生がXでリポストされていたそうで、ご覧になった方も多いかもしれません。
(※フライヤーについては、後日あらためて解説をお願いできればと思っています)

山添さん・濱田さんによる海外トーク

お二方とも英語が上手で、目下英語学習中の延岡としてはうらやましい限りです。
海外についても造詣が深く、雑談も含めて面白おかしく海外の話をしてくださいました。

1)インドは旅行経験者が、「また行きたい」と「行きたくない」に両極端に分かれる国
→置き引きなどネガティブな経験に遭遇したにもかかわらず「また行きたい」となる方も一部にいるとのこと。独特の魅力がある国なのかもしれません。

2)アマゾンのある地域には、法律で立ち入りが制限されている区域がある、という話
→このあたりは雑談の中で伺った“聞いた話”という前提で、印象に残ったエピソードとして受け止めています。

「AGI」についても雑談で話題に

雑談の中で「AGI(汎用人工知能)」という言葉も出てきました。
AGIは、特定の作業に特化したAIではなく、より幅広い課題に対応できるAIを指す言葉として使われることがあるそうです。
一方で、定義や到達度についてはさまざまな見方がある分野でもあるようなので、ここでは「そういう話題も出た」という程度に留めておきます。

今回はブログ形式の訪問記ですので、ふわっと全体像を示すだけに留めておきます。
一般社団法人の件も含め、山添さん/濱田さんには、それぞれ後日、個別取材をお願いできればと考えています。

山添さんが設立予定の一般社団法人については、ASD当事者行政書士でもある延岡が大変お世話になっている司法書士の先生をご紹介しました。
今後どのように手続きを進めていかれるのか、不明瞭な部分もありますが、書籍やネットを駆使して、ご自分でできる部分はセルフで進められたいとのこと。
DIY意識の強さは、同じ発達障害の当事者として学ぶ点も多く、ぜひ見習っていきたいと感じました。

今回の訪問の感想としては、心理的安全性がある当事者同士の交流はやはり「楽しい」ということです。

山添さんは発達障害界隈にほとんど関わらない方ですし、濱田さんは診断がADHDで、私とは特性も違います。
それでも、「発達障害」という前提条件が共通しているゆえの「わかる」感じがあり、同時に個人差もあるので、あくまでも続いていく「わかりあえなさ」もある。
それぞれが独特にミクスチャされて、なんともいえない面白さを醸し出していました。

発達障害という障害の魅力的なところは、確固たる生きづらさを前提としつつも、発達障害をきっかけにさまざまな人々と知り合えること、そして関心が広がることで知識も増えていくことだと思います。
知識と交流の相乗効果で、コミュニティが拡大されていく面白さもあります。

また訪問を経て一つ確実にわかったことは、「世の中には延岡が知らないこと、わからないことが想像以上に多そうだ」ということです。
今回の雑談も含め、学びが多い時間でした。

知識を得て、それを使い、自身の生活や社会をよくしていく。
そんな作業を、ASDに由来する不器用さなりに繰り返していきたいと思います。

みなさんの知っている知識やコミュニティのことも、ぜひお気軽に教えてください。

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『凸凹といろ。』のもうひとつのかたち。
原点である紙のフリーペーパーも、ぜひ手に取ってみてください。

ライター・編集者

会社員をしつつ副業で行政書士Science事務所を運営。フリーライターでもあり、東京報道新聞などの媒体で記者も務める。 ASD。虐待サバイバー、トラウマサバイバー。月1の精神科通院とカウンセリングは必須。 最近ハマっている概念は「ハンロンのかみそり」。

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